思い出話①

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大人になってから思い出してあれはそうだったのかと分かる事を。

小学生の頃。クラスの男子にお休みの中のプリントを自宅まで届けに行った。その子は2、3か月前に来た転校生で早々に脚を骨折し欠席中。女子友達と先生から教えてもらった住所を訪ねると、そこは驚くほど大きな工事現場だった。頭が真っ白になって呆然。通りすがりの作業員のオジサンが声を掛けてくれて詳細を必死に伝えると「あぁ、〇〇の事かぁ。まってな」と事務所の前に案内されてそこで待っている様に言われた。警備員さんに「そこを動かないでね」と優しく言ってもらってるとは思ったが、工事現場の男衆漂う玄人っぽい気風が漂い小学生女子ズ少し震える。通り過ぎるダンプカーに威圧される。

そこに〇〇あらわれる。「やぁ」 恥ずかしそう笑い、ギブスをはめた足を引きずっていた。ホッとした。子供同士でそれも男子で、この現場の繋ぐ人。

プリントをわたす。「ここに住んでいるの?」「うん」「もう少し良くなったら学校行くから、ありがとう」

その良くなる前に私が転校してしまった。大人になってから分かったのだがそこは地下鉄の工事現場だった。家族単位で現場に住民票を移し工事作業に従事する。その子も転校したかな。

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カテゴリー: 2017

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