はしたない

koiya1008

「ミッション」を映画館で観にいった時に年配のシスター二人連れを見かけた。グレーの制服にベール、胸元にロザリオ。テレビや画像でしか見れない人にかしこまってしまった。お行儀良くしなくちゃ。

で、映画を観る。エンリコ・モリコーネの曲が良いなぁ。デニーロはパスで演技しすぎ。となりの男性がハミングのフレーズを一緒に歌うのに辟易してにらんでしまった。声出しOKの上映日に行ってくれ。その曲は後年サラ・ブライトマンが歌い、聞く度ににらんだ自分を思い出し、不愉快だとあからさまに意思表示したのは、はしたないですよとたしなめる様にシスターのグレーの制服がセットで現れる。


エンリコ・モリコーネは「海の上のピアニスト」も良かった。「エーゲ海に捧ぐ」とか。お懐かし!バイオリンはなるほど佐藤洋子さんだった。最近はこの曲を聴きながら通勤している。

広告

うへぇに思う

koiya0916-1

小雨が降る今日の事。書店への道のりで自転車事故現場に出くわす。転倒してブロックに頭をぶつけたおばあちゃんが血を流して倒れていた。手を握って励ます人、交通整理をする人、119番をダイヤルして現場状況を説明する人。私は何が出来る?おばちゃんの背中に手を回しブロック塀との間をクッションにする。他に?他に?

通り過ぎる人たちが流血に目をひそめ、口元をゆがめる。何が出来るのか?

誰かが傘を傾け雨をさえぎってくれた。

 

JAZZ(ニュージーランド産のリンゴ)

koiya0825

昨晩は珍しく夜半に外出した。夜ご飯を食べた後、書店で物色する。LEDライトを使用した広い店内はもう一つはっきりしない明るさで灰色がかり、整然と並んだ書籍のタイトルが沈んで見える。選んではパラ読みし、腰を据えて読みたいのは図書館で借りるかとメモをする。ホリー・コリーのコーリングユーがBGMに流れると、不思議にこの時間と場所がおそろそろ終いですよ、お帰りなさいと告げられた様な気がした。10時25分に閉店アナウンスがあると足早にレジに向かう人達は無機質に感じられて同じ場所にはいるけど、自分の時計があるだよね。それが心地良い。外に出ると「夜を走っている車って誰も乗っていない様に見えるんだよね」「分かんない」と連れに言われた。それもそう。だけど平気、楽しいよ。

4DX

sirasuya0724

地震が怖くて、苦手。

シン・ゴジラを映画館で観ていたら、微震が伝わりびくりとする。♪ persecution of the masses ♪ いや~なもんだ。

4DXを上映している隣の上映室からの振動がびくつきの正体と分かると、揺れがくるたびに腹が立ち始める。驚かせるのはそれを観ている人だけにしてよ、わたしはもらいライブは要りません。わかっちゃいるが、意地悪されているわけではないが、少し配慮してもらえんかと我儘に思う。

恐怖症を克服するのが難しいところがここ。「自分にワザと飛び込んでくる侵害と心外に怒る」と思っちゃうの。

私の恐怖症はセミです。夏は歩道を歩けず車道の端を足早に。お腹を向けてひっくりかえっているのが、突然壊れた玩具みたいに激しく泣きながら動くところが。もう逃げる!夏終われ。

もの思いの23時17分

koiya_201707_6

抱き上げた小さなお子さんと一緒に笑顔になる。愛おしい、愛しまれている。お互いに満たしている。人間って良いなぁ。

愛しんで、愛しんで、愛しんでよ。あなたはザル。水の膜が受け止めるときを思う。人間はなんだろう。

カブト虫

koiya_201706_18

夜中に網戸をカナブンがゆらし、Gじゃないので我慢する。暑くなったなぁ。何年前かはクワガタムシが呼ばれて窓ガラスにぶつかってきた。ゲット!と捕獲して翌日子供にプレゼントする。

カブトムシを多匹で飼育していた人が観察していたところ、この世界にもアイドルがある様でその個体雌をめぐって雄が争い、その他の雌は全くもって眼もくれず状態になったそうだ。

アイドルメスのカブトムシ。どのへんの辺りがオス君を引き付けるのか?フェロモンかな。小顔、おめめパッチリ、グラマーかな?分かりませんわ。

スズラン

koiya_201704_29

すずらん通り何て可愛い所に引っ越す予定があった。その告知は小学校の担任から知らされた。いつもの朝の会。先生から呼ばれて教壇の横に立たされた。「みんなに伝える事がある。〇〇は転校する事になった」「え~!」私もえ~!!聞いてないよ。学校から帰宅して父に聞くと「そうだ。すずらん通りだ」

友達に「電話するからね」と約束して数か月。家が完成したからと連れて行かれたら見知らぬご夫婦がいらして荷物を運び入れている。奥さんが「よろしくね」とワンコのぬいぐるみをプレゼントしてくれた。????

母にそっと聞くと「お父さんね、この家売っちゃったの」すずらん通りの引っ越しは無くなりました。

つくった様な話だけど父を知る人はゲラゲラ笑う。